アトピーに悩まされてた私が、一瞬だけ、肌の調子が穏やかになった時期があった。その原因を今振り返ってみたら、ほんまにアホみたいな偏食やったんやけど。笑
意外とその食生活、理にかなってたんかもしれへん。
今回はその「痩せたい欲」に忠実やった思春期の極端な食事と、そんときだけなぜかアトピーが落ち着いていた不思議なつながりについて、ガチで振り返ってみた。
「痩せたい欲」と「アトピー軽減」の不思議な関係。
思春期のうちはな、「とにかく痩せてる女が正義」っていう思い込みにどっぷり浸かってたんよ。周りの視線が気になる年頃、見た目こそがすべてやと思ってた。
せやから「食べたい」は我慢して「痩せたい」を優先。その結果、毎日の食事は偏りまくりやった。
食べてたもんはだいたいこんな感じや
- チーズ
- アーモンド
- りんご
- バナナ
- ヨーグルト
- 納豆
- チョコレートを少しかじる程度(ごくたまに摂る心のビタミンとして)
こんな生活やったら、今なら「不健康やで」って言われるかもしれん。でも不思議と、あの時期だけアトピーが落ち着いてたんよな。
中高生の時のうちが無意識に選んで食べてたもんって、どういう作用があったんやろう?って、めっちゃ調べてみた。そしたらわかったことは、抗炎症作用のある食品が自然と揃ってたんよね。
どの食材も、戦国の荒野ならぬ現代の肌荒れ戦場で、「防御」と「回復」を同時にこなす精鋭兵たちなんちゃうんコレ?
↓ なかなか素晴らしい布陣やったんかもしれん
食材 | 主な栄養素・作用 | 期待されるアトピーへの効果 |
---|---|---|
チーズ | 亜鉛、ビタミンB2、タンパク質 | 皮膚の修復をサポート。免疫機能を安定化 |
アーモンド | ビタミンE、良質な脂質、マグネシウム | 抗酸化・抗炎症作用。血流改善にも寄与 |
りんご | 食物繊維、ポリフェノール、ビタミンC | 腸内環境を整える。炎症抑制&免疫調整 |
バナナ | 食物繊維、マグネシウム、トリプトファン | 整腸作用+リラックス効果 → 掻き癖の軽減 |
ヨーグルト | 乳酸菌、カルシウム、タンパク質 | 腸内フローラを整え、免疫バランスを支える |
納豆 | ナットウキナーゼ、ビタミンK2、イソフラボン | 血流改善、抗炎症作用、腸内環境サポート |
チョコレート | カカオポリフェノール、マグネシウム、鉄分 | 抗酸化力が高く、ストレス軽減&炎症抑制にも |
恐るべし「害食」
中高生のときそんな食生活やってんけど、高校生の時にスカウトされて、モデルの仕事を始めてんよな。
それ1本で食ってける状態ではなかったさかい、高校卒業後、とある会社に就職し、普通に社会人として働きながら、モデルの仕事はバイト、って感じやってんけど。
ほんで、社会人になって、会社の人とかとの外食の機会が増えた。今思えばこれがアトピー地獄への転落の始まりや!
できるだけそういう外食に付き合っても、スタイル維持のために、
ヘルシーっぽいものを選ぶとか
口にする量を少なくするとか
すごい気を使ってたのは使ってたんやが、外食ってほんま気を付けないと「害食」や。
今、自分が長年世の中を見てきて、社会や商売の仕組みとか、わかってきたからこそ言えることねんけど、一般的に、飲食店の経営って、「原価率を3割以内に抑えないと店が成り立たん」と言われてる。
例えば1000円のランチセット食べてみいな?
1000円で、メイン料理(ハンバーグとか)、ミニサラダ、スープ、パン or ライス ぐらい付いてくるわけやん?
原価333円以内でその全ての材料を仕入れないと、店が潰れるってことやで?自分で自宅で全く同じメニューを作ろう思ったら、ハンバーグ用のミンチすら買えんくない?!
ってことは、やん。
いくら、飲食店が仕入れをするのと vs 個人が自宅で消費する量を買い物するのとでは、購入する量が違う=単価が違うっていうことを、百歩譲って加味してもさ、
こんなに激安なのに美味くて神! って言われるようなメニューって、一体、何入ってるねん…|ू -ᾥ- ):?
仕入れコストを落とすために、質のよろしくない素材ならぬ「安かろう悪かろうな粗材」を使ってあるのがほとんどでは…?
そして、味をグンと引き上げるために、間違いなく入ってるであろう添加物(アミノ酸とか)←これ入れるとホンマにうま味出るんよな…
そもそもハンバーグもそのお店で作ってるものやなくて、まとめ買いで仕入れたレンチン料理とか、ブクブクのレトルトとかが出てくるお店もいっぱいあるよな…
粗材 + 添加物 = うま味 の魔法。
でもそれは、敏感な体には、毒にもなり得る。
今振り返れば、中高生時、全く知らん間にナチュラル糖質制限(きつめ)をしてたことにより、アホみたいに偏ったもんばっか食べてたとはいえ、体内はかなりクリーンやったんやと思うんよな。
部屋で例えたらようわかる。きったない汚い埃だらけの部屋に、犬猫の毛が100本落ちてても、たぶん気づかんやん?けど、塵ひとつない部屋に毛1本ふわっと落ちてるだけでも「毛ぇ落ってる!」てすぐ気づくやん?
そういうことなんやないかな。
中高生のときのうちは、極端な食事制限をしていたことにより、実は体内はめっちゃクリーンルームになってたんちゃうかなって。
そんなところに「害食」が入ってきたから余計に過敏に「拒絶ぅ!!!」ってなったんちゃうかなって。
ほんでアトピーがどんどん悪化、モデルは断念することになった、っていう、何とも切ないドンマイ。
食事は、肌の声を聞く最も身近な手段や。
痩せたい。キレイになりたい。透明感ほしい。それ、ぜんぶ「食」で叶えられるかもしれん。今回、30年ぶりに、劇的に、アトピーが改善したのも結局は「痩せたい欲」がトリガーやったもん。
「無意識に避けてたモノこそ、肌の敵やった」
「無意識に選んでたモノこそ、肌の味方やった」
1回目はこの法則に気づかんかったけど、2回目で確信したわ。
今度は、口にするものを意識して選ぶ。それが、アトピーとの戦いにおける勝ち筋やと思うで。